中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーのさきがけ読書録

このブログは、中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーの就職19年目の仕事人(ビジネスマン)の読書録等です。現在、中小企業診断士、東海地域の某大学院(MBA)、行政書士(試験合格のみ)、AFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ビジネス実務法務2級、ビジネスマネジャー、初級システムアドミニストレータなどの資格を取得しています。

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カイジ「命より重い!」お金の話

先日、木暮太一『カイジ「命より重い!」お金の話』サンマーク出版、2013を読みました。

本書は、マンガ『カイジ』の原作者である福本伸行氏の了解を得て、経済ジャーナリストである小暮太一氏によって書かれたマネー本です。

木暮氏は、現代に生きる人々に必要なお金に関する知識は、「稼ぐ」「貯める」「使う」「守る」の4つであると述べています。
そして、一般的なマネー本は、「稼ぐ」「貯める」の2つのテーマに関したものが多く、「使う」「守る」をテーマにしたものは少ないと述べています。

ファイナンシャル・プランナー(AFP<日本FP協会認定>)である私も同意見です。

以前、このブログで「借金の解決方法」について自分の備忘録を兼ねてポイントをまとめて公開しました。
改正貸金業法(上限金利の引下げ、総量規制の導入等)による貸し手への規制は強化されていますが、消費者金融やクレジットカードのキャッシングの利用から、多重債務者が発生してる状況は現在も存在します。

そんなことは自分には関係ないと考える方も多いと思いますが、本書の冒頭にも書かれている次の問題の答えが分からない方は多重債務者予備軍かもしれません。

『あなたは、銀行から年率12%で100万円借りました。
銀行から「返済が大変でしょうから、返済は月々1万円でいいですよ」と言われます。
毎月の返済額が減るのは、あなたにとっても嬉しいことであり、さっそくその条件で契約しました。
さて、あなたが借金を返済し終わるのは、何年後のことでしょうか?
*なお、金利は「単利」とする。』

分かりましたでしょうか?

正解は、「永遠に終わらない」です。

この正解の意味が分からないという方や、間違えてしまった方には、本書はお勧めです。
お金を守る、お金を使うための、マネー・リテラシーが、マンガ『カイジ』の事例を通じて分かりやすく紹介されています。

カイジ「命より重い! 」お金の話カイジ「命より重い! 」お金の話
(2013/04/22)
木暮太一

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テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

医療保険は入ってはいけない!(内藤真弓氏)

先日、内藤真弓『医療保険は入ってはいけない!』ダイヤモンド社、2006を読みました。

書名は、「医療保険は入ってはいけない」となっていますが、医療保険についての考え方をまとめた書籍となっています。


本書の中で、私が印象に残った主張は次のようなことです。

・民間医療保険は、病気やケガに対するリスク、不安をきちんと踏まえ、自分の貯蓄や公的医療保険など自分にはどのような準備がすでにあるのか、そこにさらに何を付け加えるのかを検討しながら、必要性や利用法を考えるべき。

・医療費のうち個人が負担するのは、原則として3割であり、7割は公的医療保険で負担される。
さらに、「高額医療費制度」があるため、ひと月あたりの自己負担額が一定額を超えると、どんなに高額でも1%の負担ですむ。

・民間医療保険は、1回の入院でもらえる「入院給付金」は日数に限度がある。
保険期間を通してもらえる「入院給付金」の通算日数にも限度がある。
終身タイプも定期タイプも1入院日数、通算日数に限度があるのは同じ。

・給付金とそのための保険料の上昇分を比較して考える。


私もファイナンシャル・プランナー(FP)<ファイナンシャル・プランニング技能士>の勉強を通じて、生命保険について多くのことを学びました。

本書でも述べられているように、民間の生命保険は、あくまで公的保険の補完だと思います。
また、自分の貯蓄が十分にある方は、民間の生命保険に保険料を払うよりも、その保険料を貯蓄に回した方がお金の自由度が高く有効だと思います。

さらに、保険は経済的リスクに備えるものですから、もらえる給付金とそのための保険料の上昇分を比較して考えることは重要です。

具体的には、入院5日目からの保障と、入院1日目から保障する保険を検討する場合、入院しても1~4日間の入院だと入院給付金をもらえないので損だと考えるのではなく、入院1~4日目の保障を得るために、どれだけ保険料が上昇するのか、また、入院給付金が1日5,000円だとすると、入院4日間で5,000円×4日=20,000円の給付となるが、2万円を自分の貯蓄で備える方法と、その分の保険料を支払う方法のどちらが有効であるのか、を比較して冷静に判断することは重要です。
また、10年間入院給付金を受け取らなければ、生存給付金として10万円支払うという保険を検討する場合、掛け捨ての保険よりも生存給付金がもらえる保険の方がお得だと考えるのではなく、生存給付金がない場合と生存給付金がある場合で保険料がどの程度変わるのか、その差額を自分で貯蓄した場合とどちらが有利になるかを比較して冷静に判断することは重要なわけです。


生命保険は、各社の内容が少しずつ異なっているため、比較が難しいのが現状です。
しかし、多額の金額を長い年月支払うわけですから(毎月の支払額だけでなく、総支払額を意識することも重要です。)、本書のような内容を参考にして、自分のライフプランを考え、自分にあった保険を検討していくことが重要だと思います。

医療保険は入ってはいけない!医療保険は入ってはいけない!
(2006/07/27)
内藤 眞弓

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医療保険は入ってはいけない![新版]医療保険は入ってはいけない![新版]
(2010/01/29)
内藤 眞弓

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テーマ:医療保険 - ジャンル:ファイナンス

アパ・マン満室経営術&アパ・マン成功投資術

先日、
浦田健『アパ・マン満室経営術』日本実業出版社、2009
浦田健『アパ・マン成功投資術』日本実業出版社、2009
を読みました。

両書は、アパート・マンション経営の第一人者とも言える浦田健氏のこれまでの不動産経営のノウハウを2冊の本にまとめたものです。

著者は本書の冒頭で、不動産物件の空室率は上昇しており、ひと昔前のように良い物件を買えば寝ていても儲かる情況ではないことを説明しています。

このため、『アパ・マン満室経営術』では、物件を買ったあとの安定経営を行うためのノウハウについて紹介しています。

・入居募集の進め方
・管理業者の選び方
・賃貸借契約の実務
・リフォームのノウハウ
・リスク対応(家賃減額要求、滞納トラブル、立ち退き、火災や地震に備える保険知識)
・多様化する入居者ニーズ(高齢者、外国人、ルームシェア、ゲストハウス)
・税務の知識


また、『アパ・マン成功投資術』では、物件を取得するまでを8つのステップに分けて説明しています。

・ライフプランを立てる
・取得方針を策定する
・物件を検索する
・物件を調査する
・事業収支シュミレーションを行う
・買付申込みをする
・契約の準備をする
・契約~物件の引渡し


アパート・マンション経営は、安定的な収入を得る手段の一つとしてこれまでも注目されてきたように思います。
給与以外の副収入を持つことを考えているサラリーマンの方でも検討されている方もいると思われます。

ただし、どのようなビジネスでも同様ですが、誰でも簡単に儲けられる方法はありません。
アパート・マンション経営を考えられている方には、本書のようなノウハウ本をきかっけに不動産経営の基本を勉強してから参入されることをお勧めします。

「金持ち大家さん」になる! アパ・マン満室経営術「金持ち大家さん」になる! アパ・マン満室経営術
(2009/07/30)
浦田 健

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テーマ:不動産投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

生命保険のカラクリ(岩瀬大輔氏)

先日、岩瀬大輔『生命保険のカラクリ』文春新書、2009を読みました。

本書は、2008年5月に営業を開始したインターネット生命保険のライフネット生命保険株式会社の設立に参画し副社長に就任した岩瀬大輔氏による著書です。

本書の中で、私が印象に残った主張は次のようなことです。

・独身で多額の保険が不要な段階においても、健康なうちに(生命保険に入れるうちに)将来に備えて生命保険に加入しておく方がよいという考え方はあり得る。

・漠然とした不安やイメージで判断するのではなく、
実際に自分が病気になったときにどれくらい医療費がかかるのか
医療保険に入っているといくらお金がもらえるのか(すべての国民は国の健康保険に加入しており、民間の保険会社が提供する医療保険は、国の健康保険の補完するものであることを忘れてはいけない。)
医療費を支払うための自分の貯蓄はどのくらいあるのか
といったことを確認した上で、民間の保険会社が提供する医療保険を検討すべきである。

・医療費のうち個人が負担するのは、
治療費の自己負担分(約3割、約7割は国の健康保険が負担)
差額ベット代(病院の個室料金)
大衆薬
自由診療の費用
である。
さらに、「高額医療費制度」があるため、ひと月あたりの自己負担額の上限は、仮に数百万円の医療費がかかっても10万円程度となる。

・保険にかしこく入るための七か条
1.死亡・医療・貯金の3つに分けて考えよう
2.加入は必要最小限を心がけよう
3.まずは中核の死亡保障を、安い定期保険で確保する
4.医療保障はコスト・リターンを冷静に把握して、好みに合ったものを選ぶ
5.貯蓄は金利が上がるまで、生命保険で長期の資金を塩漬けにしてしまうのは避けよう
6.すでに入っていても「解約したら損」とは限らない。見直そう
7.必ず複数の商品(営業員ではない)を比較して選ぼう


私もファイナンシャル・プランナー(FP)<ファイナンシャル・プランニング技能士>の勉強を通じて、生命保険について多くのことを学びました。
特に「高額医療費制度」の存在は、自分の医療保険を検討する際には必須想定項目だと思ったことを覚えています。

本書で主張されている内容は、多くの方に適用できる一般的な内容だと思いました。
このような書籍の内容を参考にして、自分のライフプランを考え、自分にあった保険を検討していくことが重要だと思います。

生命保険のカラクリ (文春新書)生命保険のカラクリ (文春新書)
(2009/10/17)
岩瀬 大輔

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テーマ:生命保険・損害保険 - ジャンル:ファイナンス

日本FP協会認定資格のAFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)を取得

先日、日本FP協会認定資格のAFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)を取得しました。

ファイナンシャル・プランナー(FP)とは、顧客のライフプラン上の目標を達成するため、長期的・総合的な視点で様々なアドバイスや資産設計を行うファイナンシャル・プランニングの専門家です。

以前このブログでも紹介したように、2010年6月に国家資格である2級ファイナンシャル・プランニング技能士に合格しました。
今回取得した日本FP協会の認定資格(AFP)は、民間資格ですが2級ファイナンシャル・プランニング技能士と関連が深い資格です。

AFP資格の取得条件は、次のすべての条件を満たすことが必要です。
 1.日本FP協会認定のAFP認定研修の修了
 2.2級FP技能検定(兼AFP資格審査試験)に合格
 3.日本FP協会に資格認定会員として入会

2級ファイナンシャル・プランニング技能士は、1度取得すれば更新はありませんが、AFPは、2年ごとに定められた継続教育単位を取得することによる更新が必要となります。
また、入会金10,000円、年会費12,000円が必要となります。
入会金、年会費などの費用はかかりますが、法令や金融商品が日々変化するため、最新の知識を絶えず維持・向上させるためには、AFPの継続教育は有効なのではないかと考えて、2級ファイナンシャル・プランニング技能士に加えて、AFPも取得しました。


■使用教材
ユーキャンの通信講座『ファイナンシャルプランナー講座』

2級ファイナンシャル・プランニング技能士の勉強を始める際に、日本FP協会のAFP資格の取得も考えていたため、日本FP協会の認定講座の中から比較的安価で定評のある通信講座を選びました。

2級ファイナンシャル・プランニング技能士の試験受験&合格時点(2010年6月)では、ユーキャンの通信講座を修了していませんでした。
3級ファイナンシャル・プランニング技能士試験の自己採点で合格を確認してから通信講座を申し込んだので(2010年2月)、標準学習スケジュール(6ヶ月)の2倍の速度で試験対策の添削課題は全て修了しましたが、提案書課題の作成までは至りませんでした。
その後、提案書課題を作成し、AFP認定研修を修了しました。


■具体的な内容
ライフプランニングの考え方・手法、
社会保険、公的年金、生命保険、損害保険、第三分野の保険、
金融資産運用(預貯金、投資信託、株式投資、外貨建商品)、
タックス・プランニング(所得内容、損益通算、所得控除、税額控除、申告と納付)、
不動産(不動産の見方、取引、税金、不動産の有効活用、不動産の証券化)、
相続・贈与・事業承継(法律、税金、相続財産の評価)

テーマ:資格取得 - ジャンル:学校・教育

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