FC2ブログ

中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーのさきがけ読書録

このブログは、中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーの就職21年目の仕事人(ビジネスマン)の読書録等です。現在、中小企業診断士、東海地域の某大学院(MBA)、行政書士(試験合格のみ)、AFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ビジネス実務法務2級、ビジネスマネジャー、初級システムアドミニストレータなどの資格を取得しています。

内閣総理大臣(増補版)(舛添要一氏)

先日、舛添要一『内閣総理大臣(増補版)』角川oneテーマ21、2010を読みました。

本書は2002年に著者が出版した同名書籍を増補・改定したものです。
具体的には、政権交代により鳩山内閣が誕生したことにともない、まえがき、第一章(検証・鳩山政権)、あとがきが新たに書き加えられています。

著者の舛添氏は東京大学政治学助教授を経て、2001年7月に参議院議員に当選し、安部内閣、福田内閣、麻生内閣で厚生労働大臣を務めています。

本書は、舛添氏の国際政治学者としての理論と参議院議員としての実践の両方の視点からのあるべき内閣総理大臣像がまとめられています。

舛添氏は、
『政治は人間社会のさまざまな利害を平和的に調整する「高貴」な仕事、すなわち「貴業」でなくてはならない。』
『政治および政治家が貴業とはほど遠い「賤業」と見られている』
『「賤業」は人々の尊敬を集められる仕事ではなく、「賤業」に携わる人が理想の実現に向けて大衆を導いていけるわけがない。
リーダーの中に高い「貴業」性を重ね見るからこそ、人々は喜んでそのリーダーに従うのである。』
という問題意識、基本認識を持って、
今日求められる首相の要素として、次の10項目を挙げています。
【普遍的要素】
1.ヴィジョン提示力
2.歴史と哲学の素養
3.人心掌握力
4.組織力
5.経験
【今日的要素】
6.危機の認識と危機管理力
7.カリスマ性
8.テレビ・ポリティクス
9.国際性
10.IT適応力


舛添氏が述べているように政治の「貴業」性は、重要なことだと思います。
政治家であることで、その地位や立場を利用して、自分の財産を殖やす行為は許されることではないと思います。
しかし一方で、我々国民も政治家に交通違反のもみ消しや就職、入学のあっせんなど自分の利益を求める行為をやめるべきだと思います。

政治家には国や地域全体の利益を考えて行動してもらうべきであり、一部の有権者の利益を追求して行動するような政治家は次回の選挙で落選させる仕組みが機能するように、我々も政治家が選挙で何を語り、議員としてどのように行動し、何を実行したのかをしっかりと見ていくことが必要だと思います。
以前と比べると政治家自身の情報発信もHPやブログなどにより増加していますし、Yahoo!などの政治情報も充実してきているように思います。

内閣総理大臣 増補版  ――その力量と資質の見極め方 (角川oneテーマ21)内閣総理大臣 増補版 ――その力量と資質の見極め方 (角川oneテーマ21)
(2010/02/10)
舛添 要一

商品詳細を見る

テーマ:政治・時事問題 - ジャンル:政治・経済