中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーのさきがけ読書録

このブログは、中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーの就職19年目の仕事人(ビジネスマン)の読書録等です。現在、中小企業診断士、東海地域の某大学院(MBA)、行政書士(試験合格のみ)、AFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ビジネス実務法務2級、ビジネスマネジャー、初級システムアドミニストレータなどの資格を取得しています。

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中原の虹(ちゅうげんのにじ、浅田次郎氏中国歴史小説)

先日、浅田次郎『中原の虹(1)~(4)』講談社文庫、2010を読みました。

本書は、以前このブログでも紹介した『蒼穹の昴(そうきゅうのすばる)』『珍妃の井戸』の続編として書かれた小説です。

本書は、明から清への王朝の移り変わりと、清王朝の衰退によって清王朝の起源の地といえる東三省(満州)の馬賊から勢力を拡大した張作霖を対比させながら描いています。

また、本書では、清王朝の衰退、ラストエンペラーとして有名な宣統帝(溥儀)の擁立、西太后の死、孫文による清朝打倒運動、辛亥革命(中華民国の建国)、中華民国の臨時大総統に袁世凱が就任、国民党の事実上の党首であり議院内閣制を目指した宋教仁の暗殺、袁世凱の死去、張作霖の東三省での勢力拡大、張作霖の中国内地への進出の一連の流れが描かれています。

張作霖については、高校の歴史の授業で、日本(関東軍)による「張作霖爆殺事件」、その後の満州事変につながる出来事の一つとして簡単に書かれていた記憶があります。

清王朝の衰退から辛亥革命(中華民国の建国)、満州事変にかけての歴史の中で、張作霖の位置づけは、今までよく理解できていませんでした。

本書は歴史小説ですので、創作部分も多くあると思いますが、私が高校で勉強した歴史の背景を理解するのに大いに役立ち、かつ、面白く読み進めることができました。
お勧めです。

本書『中原の虹』は『マンチュリアン・リポート』へと続くようですので、後日、そちらも読んで紹介できればと思います。

中原の虹 (1) (講談社文庫)中原の虹 (1) (講談社文庫)
(2010/09/15)
浅田 次郎

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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

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