中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーのさきがけ読書録

このブログは、中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーの就職19年目の仕事人(ビジネスマン)の読書録等です。現在、中小企業診断士、東海地域の某大学院(MBA)、行政書士(試験合格のみ)、AFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ビジネス実務法務2級、ビジネスマネジャー、初級システムアドミニストレータなどの資格を取得しています。

新・経済原論(大前研一氏)

大前研一 新・経済原論大前研一 新・経済原論
(2006/09/01)
大前 研一

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大前研一「新・資本論」―見えない経済大陸へ挑む大前研一「新・資本論」―見えない経済大陸へ挑む
(2001/10)
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大前研一『新・経済原論』東洋経済新報社、2006 を読みました。

本書は、2005年3月に米国で出版された書籍の日本語翻訳版です。
大前研一氏がボーダレス・エコノミーについて自身の考え方をまとめた書籍であり、非常に有益な考え方を知ることができます。

著者は、20世紀の繁栄は国家が自らつりくだすものであったが、21世紀の繁栄は世界から呼ぶ込むものであると述べています。
世界中にあり余っている資金を引き寄せて他人の金で自国・地域の発展を図る競争であるというわけです。

世界で繁栄しているところは、大国の場合には地方自治体への分権が進んでいるところ、もしくはしっかりとした政府をもつ小国であると述べています。

そして、政府がすべきは世界から繁栄を呼び込むための邪魔をしないこと、安全で快適な生活環境をつくること、優秀な人材の育成、すぐれた情報・通信および交通のインフラをつくることであるとも述べています。

さらに、21世紀は傑出した個人が地方にブランドを与えるということも述べています。

以前読んだ、大前研一氏の『新・資本論』と合わせて読むことで大前研一氏の今後の経済(ボーダレス・エコノミー)に関する見方の基本を理解することができると思います。

以前、このブログでも紹介した細川昌彦『メガ・リージョンの攻防』と合わせて読むことで、今後の日本や地域のあるべき姿について考えてみることも良いのではないかと思います。

お勧めです。
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