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中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーのさきがけ読書録

このブログは、中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーの就職21年目の仕事人(ビジネスマン)の読書録等です。現在、中小企業診断士、東海地域の某大学院(MBA)、行政書士(試験合格のみ)、AFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ビジネス実務法務2級、ビジネスマネジャー、初級システムアドミニストレータなどの資格を取得しています。

明智左馬助の恋(加藤廣氏:本能寺三部作)

以前、加藤廣『明智左馬助の恋』日本経済新聞出版社、2007 を読みました。

本書は、すでに発行されている加藤氏の『信長の棺』『秀吉の枷(上)(下)』に続く「本能寺の変」三部作の第三作といえます。

明智光秀が主君である織田信長を討った「本能寺の変」については、
「動機は何なのか?」
「主犯は誰なのか?(実行犯である明智光秀をそそのかした本当の主犯がいるのではないか?)」
「なぜ本能寺では織田信長の遺体が見つからなかったのか?」
「なぜわずかの期間で豊臣秀吉は中国地方から戻り、明智光秀を討てたのか?」
など今でも不明な点が多く、諸説が議論されています。

そのような中で、加藤廣氏は、新たな発想で「本能寺の変」の真相に迫っています。

2005年に発行された『信長の棺』は、織田信長の視点から「本能寺の変」を描いています。
また、2006年に発行された『秀吉の枷』では、豊臣秀吉の視点から「本能寺の変」を描いています。
『秀吉の枷』は、「本能寺の変」をきっかけに天下取りを果たす豊臣秀吉の栄光と苦悩、そして因果も合わせて描いています。
そして、2007年に発行された『明智左馬助の恋』で、明智光秀の視点から「本能寺の変」を描くことによって、三者のそれぞれの視点から「本能寺の変」に新たな光を当てています。

それぞれボリュームのある歴史小説ですが、長さを感じさせないくらい面白い小説です。
お勧めです。

なお、「本能寺の変」については、
安部龍太郎『信長燃ゆ(上)(下)』新潮文庫、2004
もお勧めです。

明智左馬助の恋明智左馬助の恋
(2007/04/21)
加藤 廣

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信長の棺〈上〉 (文春文庫)信長の棺〈上〉 (文春文庫)
(2008/09/03)
加藤 廣

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秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)
(2009/06/10)
加藤 廣

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信長燃ゆ〈上〉 (新潮文庫)信長燃ゆ〈上〉 (新潮文庫)
(2004/09)
安部 龍太郎

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