中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーのさきがけ読書録

このブログは、中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーの就職19年目の仕事人(ビジネスマン)の読書録等です。現在、中小企業診断士、東海地域の某大学院(MBA)、行政書士(試験合格のみ)、AFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ビジネス実務法務2級、ビジネスマネジャー、初級システムアドミニストレータなどの資格を取得しています。

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投資信託にだまされるな

先日、
竹川美奈子『投資信託にだまされるな!』ダイヤモンド社、2007
竹川美奈子『投資信託にだまされるな!Q&A』ダイヤモンド社、2007
を読みました。

本書は、金融機関等のお勧め投資信託を何の疑問も持たずに購入するのではなく、本当に長期投資に適した投資信託を購入するためのポイントをまとめた書籍です。

詳細は本書をお読みいただければと思いますが、著者は、低コストでなるべく分配金を出さない、3年以上の運用実績がある、運用期間が無期限、純資産総額が順調に増えている投資信託が長期投資に適していると説明しています。


本書でも説明されていますが、投資信託には大きく3つの手数料がかかります。
1.販売(申込)手数料
 購入時に販売会社に支払う費用
2.信託報酬
 運用、管理に対して継続的にかかる費用
 投資信託委託会社(運用会社)、販売会社、信託銀行が受け取る
3.信託財産留保額
 解約時に負担する費用

これらの手数料を投資信託購入前に目論見書などで比較検討した上で購入する必要があります。
当然ですが、手数料が高ければ、その分だけ購入者の利益が減るわけです。

本書では、手数料については、
販売(申込)手数料…無料(ノーロード)
信託報酬…1%未満
を勧めています。


また、本書では、なるべく分配金を出さない投資信託を勧めています。

銀行や郵便局の預貯金の金利と投資信託の分配金は、一定期間毎にお金を受け取るということでは同じですが、性質は異なります。

預貯金の金利は、金利が支払われても預貯金の元本は減ることはありません。
しかし、投資信託の分配金は、通常、分配金が支払われると、その分だけ財産が流出するため、投資信託の時価である基準価額は、分配金の分だけ下落することになります。


さらに、本書では、投資の最新理論をもとに、国内外の複数資産に分散投資することも勧めています。
具体的には、「日本株式」「日本債券」「外国株式」「外国債券」の手数料の安いインデックスファンドを組み合わせることで長期的に安定的な運用をすることを提案しています。


銀行などの預貯金の低金利が続いているため、投資信託などの金融商品で長期的に安定的な資産運用を図ることは有効であり、必要だと思います。
ただし、金融機関や証券会社等の販売会社の説明だけを聞いて、購入を決めることはやめた方がいいと思います。

家電製品などを購入する場合は、お店のお勧め製品をそのまま購入される方は少ないのではないかと思います。
その家電製品の性能や価格、さらに同一製品であってもどのお店で購入するのかを比較検討すると思います。
投資信託でも同様に、その投資信託の投資対象、投資方針、手数料、さらにどの金融機関で購入するのかを比較検討することをお勧めします。

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