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中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーのさきがけ読書録

このブログは、中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーの就職20年目の仕事人(ビジネスマン)の読書録等です。現在、中小企業診断士、東海地域の某大学院(MBA)、行政書士(試験合格のみ)、AFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ビジネス実務法務2級、ビジネスマネジャー、初級システムアドミニストレータなどの資格を取得しています。

我が名は秀秋(矢野隆氏歴史小説)

先日、矢野隆『我が名は秀秋』講談社、2015を読みました。

「小早川秀秋」、日本の歴史をご存知の方は、豊臣秀吉の親族であり、1600年の関ヶ原の戦いで、西軍(石田三成方)に属しながら、東軍(徳川家康方)に寝返り、その数年後に死去した人物として、よく知られています。

本書では、その「小早川秀秋」を従来の人物解釈は勝者がつくった歴史であるとして見直し、聡明な人物として描いています。

小早川秀秋は、豊臣秀吉の正妻の兄の子であり、豊臣秀吉から見ると甥にあたる人物です。
一般的には、子に恵まれなかった豊臣秀吉の親類ということで、愚者でひ弱な人物であったものの、豊臣秀吉の意向で、戦国武将として毛利家を支えた毛利元就の息子である小早川隆景の養子として、小早川を名乗ることになったと言われています。

本書でも、前半は小早川隆景の養子となったものの、自身の能力に自信が持てない人物として描かれています。

しかし、小早川隆景と出会うことで、自身の能力に目覚め、豊臣秀吉亡き後の豊臣家の衰退を見極め、関ヶ原の戦いの戦況を読み、当初から東軍(徳川家康方)に味方することを前提に西軍(石田三成方)に属しながら絶妙な機に兵を動かし、東軍(徳川家康方)を勝利に導いた人物として描かれています。

そして、それゆえに、徳川家康から恐れられ、関ヶ原の戦い後に暗殺され、過剰なまでの人格誹謗が流されたという大胆な解釈に基づいて、本書は描かれています。

これまで読んできた歴史小説とは異なる視点であり、新鮮であり、興味深かったです。

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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

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