FC2ブログ

中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーのさきがけ読書録

このブログは、中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーの就職20年目の仕事人(ビジネスマン)の読書録等です。現在、中小企業診断士、東海地域の某大学院(MBA)、行政書士(試験合格のみ)、AFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ビジネス実務法務2級、ビジネスマネジャー、初級システムアドミニストレータなどの資格を取得しています。

2018年を迎えて(イノベーション・オブ・ライフ(クリステンセン著))

明けましておめでとうございます。

2017年末から2018年始にかけて、クレイトン・M・クリステンセン、ジェームズ・アルワース、カレン・ディロン著、櫻井祐子訳『イノベーション・オブ・ライフ』翔泳社、2012を読みました。

著者のクリステンセン氏は、新技術への投資を積極的に行い、高品質の製品やサービスを提供している優良企業が、その優れた経営のために失敗を招くジレンマを解き明かした『イノベーションのジレンマ』の著者として有名です。
本書は、そのクリステンセン氏が、ハーバード・ビジネススクールで卒業生に向けて、経営理論を応用してどうすれば幸せで充実した人生を送れるかについて、講義した内容を編集した書籍です。

本書では、まず最初に経営学の勉強をしたことがある方にはよく知られていると思われる動機づけ要因と衛生要因を応用した選択について説明されています。
衛生要因とは、少しでも欠ければ不満につながる要因で、ステータス、報酬、職の安定、作業条件などが該当します。
動機づけ要因とは、仕事への愛情を生み出す要因で、やりがいのある仕事、他社による評価、責任、自己成長などが該当します。
ステータス、報酬、職の安定といった衛生要因は、ある一定の水準を超えると、仕事での幸せを生み出す要因ではなくなるため、やりがいのある仕事、他社による評価、責任、自己成長などの動機づけ要因を指針として、自分のキャリアを考えるべきと説明しています。
動機づけ要因に満ちあふれたキャリアは、金銭的報酬が高いことが多いものの、動機づけ要因に欠けるが、金銭的報酬が高い仕事もあることを忘れてはいけないというわけです。

また、自分の人生で何をしたいかという具体的な計画がそれることはないという暗黙の前提にも注意が必要であることも説明しています。
衛生要因と動機づけ要因の両方を与えてくれる仕事が見つかっているなら、意図的戦略をどのように達成するかに集中すべきであるが、そのような仕事が見つかっていない場合は、予期しない機会を追求し、予期しない問題を解決するうちに形成される創発的戦略をとる必要があり、一つひとつの経験から学びつつ、戦略を修正していくことを続けることも必要であるというわけです。

さらに、自分が心から実行したいと思う戦略が見つかったのちに、その戦略を実際に実行していくためには、自分の資源を戦略にふさわしい配分としているかに目を配るべきと説明しています。
すぐに見返りが得られるものに資源を配分するのではなく、家族や友人など大切な人との関係を築くことを後回しにせず資源を配分すべきというわけです。

当たり前ですが、人生はやり直しがきかず、過ぎ去った時間は戻りません。
本書を新年に読み終えて、改めて、広い視野を持って、自分の道を拓いていきたいと思いました。
道はいつも自分の目の前に広がっているはずです。道が見えていないとすれば、気づいていないだけなんだと思います。


関連記事

テーマ:ビジネス・起業・経営に役立つ本 - ジャンル:本・雑誌

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://sakigake119.blog68.fc2.com/tb.php/589-8218a76e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad