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中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーのさきがけ読書録

このブログは、中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーの就職21年目の仕事人(ビジネスマン)の読書録等です。現在、中小企業診断士、東海地域の某大学院(MBA)、行政書士(試験合格のみ)、AFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ビジネス実務法務2級、ビジネスマネジャー、初級システムアドミニストレータなどの資格を取得しています。

次の震災について本当のことを話してみよう。(福和伸夫氏)

先日、福和伸夫『次の震災について本当のことを話してみよう。』時事通信社、2017を読みました。

著者の福和伸夫氏は、名古屋大学教授・減災連携研究センター長、なごや強靭化共創センター長、工学博士、日本地震工学会会長、中央防災会議作業部会委員などを歴任されている防災・減災の専門家・第一人者と言えます。

東京や東海(名古屋)、四国、九州などで、巨大地震は、歴史上、一定の頻度で発生しています。

本書でも述べられているように、南海トラフ地震は、「いつか来るかもしれない」のではなく、「必ず来る」のです。

本書では、身近な事例や映画「シン・ゴジラ」、歴史、地名などを通じて、地震の被害や防災・減災についてわかりやすく説明されています。

著者は、企業は事業継続計画(BCP)を作成していると言いますが、十分な計画ではないことが多く、外部からの電気、通信、ガス、水などが途絶えることを想定していないと警鐘を鳴らします。
防災については、「ホンネ」で語らなければいけない。ホンネがホンキの対策を生む。多くの人が「我がこと」として防災を考えなければいけないと主張しています。


「全国地震動予測地図2018年版」によると、南海トラフで発生する地震は、M8~M9クラスが今後30年以内に70%~80%の確率で発生するとされています。
また、「今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率」は、北海道南東部や仙台平野の一部、首都圏、東海~四国地域の太平洋側および糸魚川静岡構造線断層帯の周辺地域などの確率が高いとされており、日本の太平洋側の主要都市の多くが含まれます。

■政府 地震調査研究推進本部HP
https://www.jishin.go.jp/


南海トラフ地震は、私が子供の頃(1980年代)には東海地震と言われ、近いうちに起こると言われて、数十年が経過しています。
巨大地震の周期としての数十年は誤差の範囲と思われますが、自分の生きている時間の中では、昔から言われていることの一つになってしまっているとも思います。
また、南海トラフ地震がM8~M9クラスであるため、防災・減災と言っても、なるようにしかならない、起こったときに考えるという思考に陥りがちです。
確かに「今後30年以内に70%~80%の確率で発生する」という警鐘は、確率が高いのか低いのか、身近に感じられず、絶えず備えることは杞憂なのかもしれません。
それでも、地震だけではない近年の災害の発生は、防災・減災、事業継続計画(BCP)の重要性を感じさせます。

■内閣府 防災情報のページ
http://www.bousai.go.jp/

■TEAM防災ジャパンHP
https://bosaijapan.jp/

■名古屋大学減災連携研究センターHP
http://www.gensai.nagoya-u.ac.jp/

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