FC2ブログ

中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーのさきがけ読書録

このブログは、中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーの就職21年目の仕事人(ビジネスマン)の読書録等です。現在、中小企業診断士、東海地域の某大学院(MBA)、行政書士(試験合格のみ)、AFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ビジネス実務法務2級、ビジネスマネジャー、初級システムアドミニストレータなどの資格を取得しています。

生命保険に入る前に(高額療養費制度&限度額適用認定証)

このブログでも何回か説明してきましたが、生命保険(医療保険)に入る前に知っておいていただきたい制度として「高額療養費制度」「限度額適用認定証」があります。

高額療養費制度」とは、1か月間にかかった医療費の自己負担額を合算し、自己負担限度額を超えた額については保険者から払い戻される制度です。

70歳未満の場合は、所得区分によって次のように分かれています。
・区分ア(年収約1,160万円~):252,600円+(10割相当医療費-842,000円)×1%
 ※4回目からは多数該当140,100円
・区分イ(年収約770万円~約1,160万円):167,400円+(10割相当医療費-558,000円)×1%
 ※4回目からは多数該当93,000円
・区分ウ(年収約370万円~約770万円):80,100円+(10割相当医療費-267,000円)×1%
 ※4回目からは多数該当44,400円
・区分エ(~年収約370万円):57,600円
 ※4回目からは多数該当44,400円
・区分オ(住民税非課税):35,400円
 ※4回目からは多数該当24,600円

また、「限度額適用認定証」は、事前に保険者から交付してもらい、医療機関に提示すれば窓口負担が、「高額療養費制度」の自己負担限度額まで軽減される制度です。
高額療養費制度」は、一時的に医療費を立て替える必要がありますが、「限度額適用認定証」は、一時的な立て替えも不要となります。


例えば、仮に10割相当医療費が、1か月で100万円かかったとしましょう。

多くの方は、自己負担額は3割ですので、窓口負担は30万円となります。

さらに、上記の「高額療養費制度」の区分ウ(年収約370万円~約770万円)が適用されたとします。
80,100円+(10割相当医療費(1,000,000円)-267,000円)×1%=87,430円

したがって、後日、300,000円-87,430円=212,570円が保険者から払い戻されます。

入院時の食事代や入院個室の差額ベッド代などは高額療養費の算定から除かれるとしても、1か月で医療費が100万円(10割相当医療費)かかったとしても、高額療養費制度の適用によって、87,430円の自己負担になることは知っておいた方がいいと思います。

「高額療養費制度」「限度額適用認定証」を理解していただいた上で、生命保険(医療保険)に入るか否か、入るとした場合、どの程度の保障内容とするのか、どの程度の保険料を支払うかを検討された方がいいと思います。

ファイナンシャル・プランナー(FP)<ファイナンシャル・プランニング技能士>として、私も民間の生命保険は、あくまで公的保険の補完だと考えています。
医療費のうち個人が負担するのは、原則として3割であり、7割は公的医療保険で負担される、さらに、「高額療養費制度」があるため、ひと月あたりの自己負担額は上限が設けられている、ということを前提に支払う保険料と得られる保険金のコスト・リターンを検討することが重要です。
*保険料は、毎月の支払額だけでなく、総支払額を意識することが重要です。

また、自分の貯蓄が十分にある方は、民間の生命保険に保険料を払うよりも、その保険料を貯蓄に回した方がお金の自由度が高く有効だと思います。
関連記事

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://sakigake119.blog68.fc2.com/tb.php/688-deab2338
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)