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中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーのさきがけ読書録

このブログは、中小企業診断士&ファイナンシャルプランナーの就職21年目の仕事人(ビジネスマン)の読書録等です。現在、中小企業診断士、東海地域の某大学院(MBA)、行政書士(試験合格のみ)、AFP(日本FP協会認定)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ビジネス実務法務2級、ビジネスマネジャー、初級システムアドミニストレータなどの資格を取得しています。

信長の原理(垣根涼介歴史小説)

先日、垣根涼介『信長の原理』角川書店、2018を読みました。

「信長の原理」とは、企業経営でよく言われる人材の「二・六・ニの法則」のことです。

組織の人材は、
「2割の優秀な人:組織を引っ張る人、仕事を創造している人」
「6割の普通な人:可もなく不可もない人、やるべき仕事をそつなくこなす人」
「2割の今一歩な人:組織に養ってもらっている人、他の人のフォローが必要な人」
に分かれる。
そして、「2割の優秀な人」だけを抜き出すと、全員が優秀な働きを続けるかというと、そうではなく、再び「二・六・ニの法則」に従って、優秀な人は2割となる。
また、「6割の普通な人」や「2割の今一歩な人」だけを抜き出すと、再び「二・六・ニの法則」に従って、優秀な人は2割、普通な人は6割、今一歩な人は2割となる。

本小説では、この「二・六・ニの法則」を「1:3:1」で考えることによって、織田信長は、自身の有力武将のうち、働きが鈍くなる者、織田信長を裏切る者が出てくることが説明できるのではないかと考え始めます。

一方で、織田信長に使える武将たちは、織田信長の勢いや魅力にみせられ配下になったものの、織田信長からの要求や織田信長の振る舞いに不安や恐れをいだくようになっていきます。

この織田信長から見た臣下の武将たちへの見方と臣下の武将たちから見た織田信長の振る舞いの相違が、最終的には明智光秀による本能寺の変での裏切りへとつながっていきます。

明智光秀が謀反を起こした原因については、
明智光秀が天下を取りたかった野望説、
事前の計画はなく、織田信長が少数で本能寺に泊まっているという情報を得て、突発的、発作的に討ってしまった突発説、
織田信長に対する明智光秀の遺恨説、
朝廷の黒幕説ほか
公家の陰謀説、羽柴(豊臣)秀吉の陰謀説、徳川家康の陰謀説
など明智光秀の背後に黒幕がいたのではないかなど様々な観点からいくつかの歴史小説が書かれています。

しかし、本小説では、上記のいずれでもない理由(織田信長に対する明智光秀の遺恨説にやや近いか)で、謀反を起こすことになります。

歴史小説なのですが、企業経営にも通じる雰囲気のある小説です。
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